新しいハンダゴテを買った
小学生のとき父からプレゼントで貰った、高千穂電気のコテペン40(写真上)を今までずっと愛用してきた。最近SMDの手ハンダをするようになって、デフォルト以外のコテ先も使いたくなったので調べたら、コテペン40はとっくに製造終了、というかメーカー自体無くなっててコテ先の入手は望めないことが判明した。
ならいっそコテ本体も新しいやつに替えよう、と思って白光のFX-600を買った(4,200円)。有名メーカーの製品なら部品が入手難になる可能性も低いだろう……モデルチェンジすんなよ?
FX-600はコテ先の温度制御機能があって、ダイヤルで希望の温度にセットできる。その分、コテペン40に比べて全長がやや長く、重い。でも重心の位置は大して変わってないから、不快には感じない。
コテ先はD型(マイナスドライバー型)を選択した。少し使ってみた感想としては、B型よりコテ先の表面積が大きく、ハンダを溶かした状態でコテ先に乗せておけるので、左手にピンセットを持ってSMD部品を押さえながらハンダする手法が使えて便利。
温調のおかげで、フラックスが一瞬で蒸発しなくなったのも嬉しい。パワーもかなりある(50Wセラミックヒーター、コテペン40の3倍以上)ので、電源投入から1分くらいで温度良好のランプが点いて、すぐ使える。
今までB型(鉛筆型)しか使ったことがなかったので、慣れるのに時間がかかると思うが、コツをつかめば効率が上がりそうだ。
コテ台も合うものを買った(620円)。見るからにでかくて頑丈な感じだ。
地味ポイントだが、スポンジに空いてる穴がうれしい。コテ先を拭うとハンダ屑が下に落ちるので、スポンジに絡まることがない。